どうもTORAです。
Hermes Agentで動かしている自分用のAI、Jarvisを使い始めてから、Slackのチャンネルを分けて、いろいろな話をしてきました。どこで話したのか僕自身が覚えていられなくて続きを見失ったり、伝えたはずの好みややり方を忘れられていたりしたこともあります。
イラストを調整してもらったときには、出来上がりを見て「このテイスト覚えておいて」と伝えました。次からも前提にしてほしい希望は、こんなふうにJarvisの記憶に残してもらいます。
Hermes Agentの公式ドキュメントによると、記憶は会話をまたいで残る小さなメモで、好みや話し方の希望もここに入ります。新しい会話を始めたときに読み込まれるので、毎回言い直している希望ほど向いています。今回はその好みの覚えてもらい方と、作業の続きをメモに残して読み直してもらうやり方の、基礎だけ書いておきます。
毎回伝えている希望を一つ

最初は、いつも言い直している希望を一つだけ選びます。回答の書き方なら、例えばこう送ります。
回答は、最初に要点を短く書いてから説明して。これを僕の好みとして覚えて、保存したら記憶ファイルを開いて、その好みの行だけ見せて。
見せてもらったファイルの中身に同じ内容の行があれば、保存されています。Jarvisが短くまとめ直して保存することもあるので、言い回しまで同じでなくてかまいません。「覚えました」という返事だけでは、保存の操作が実際に行われたかまでは分からないので、ここは中身で見ます。保存できないと言われたら、理由を聞いてみてください。パスワードやAPIキーのような秘密の情報は、記憶に入れないようにしてください。
次は、保存した好みが次の会話にも伝わるか、確かめてみます。MacのHermes Desktopを使う例です。いつものHermes Desktopを開いて、同じJarvisのまま、Command+Nで新しい会話を開きます。新しいチャットをこのキーで開けることは、Desktopの公式ドキュメントにも書かれています。普段Slackで話していても、DesktopのJarvisが同じ設定と記憶を使っている場合は、同じ好みを前提に話せます。
新しい会話では、まず「僕の好みとして覚えていることのうち、回答の書き方の部分を教えて」と聞いてみます。さっきの好みと同じ内容が返ってきたら、新しい会話にも好みが伝わっている目安になります。あとは普段どおり、例えば「週末に読む本を三冊選んで」のような質問をして、要点が先に来るかを見ます。質問の中身は何でもいいです。
好みを変えたくなったら、新しく足さずに書き換えてもらいます。
回答の書き方の好みを、「最初は要点だけ。詳しくは僕が頼んだときに」に書き換えて。前のほうは残さないで。
直したら、さっきと同じように記憶ファイルのその好みの行を見せてもらいます。
続きをどこから始めるか

進むたびに変わる作業の続きは、記憶ではなく普通のメモファイルに書いてもらいます。今どこまで進んでいて、次に何をするか。そのくらいの短さで十分です。区切りのいいところで、例えばこう頼みます。
今の作業の状態と次にやることを、短いメモにして新しいファイルに保存して。同じ名前のファイルがあったら上書きせずに聞いて。保存したら読み直して、保存先と中身を見せて。
保存先が返ってきたら、その場所を控えておきます。次に新しい会話を開いたら、こう送るところから始めます。
(控えておいた保存先)の作業メモを読み直して、今の状態と次にやることを教えて。
メモと同じ内容が返ってきたら、そこから再開できます。作業が進んだら「そのメモを今日の内容に合わせて更新して、更新後の中身を見せて」と頼んでおけば、次もその場所を伝えて読み直してもらう流れで続けられます。保存と読み直しはJarvis、どこを読むかを伝えて中身を確かめるのはこちら、という分担です。
何度もやる作業のやり方まで残したくなったら、それはメモではなくスキルの役割です。公式ドキュメントでは、スキルは作業の手順をまとめたもので、その作業が必要になったときに読み込まれると説明されています。
まずは、毎回伝えている希望を一つだけ、いつものJarvisに送ってみてください。回答の書き方でも、自分の呼ばれ方でも、短い一文で十分です。
