Claude Opus 5.5に30秒のブランドムービーを丸ごと作らせた話【制作工程ぜんぶ公開】

BUILD. BREAK. CREATE. 作る。壊す。創る。

どうもTORAです。

このブログ「TORA BASE」の30秒ブランドムービーを、Claude Opus 5.5に作ってもらいました。僕が用意したのは、依頼文とSunoで作ったBGMだけです。調査から音楽編集、演出、実装、書き出し、品質チェックまで、残りは全部Claudeが自分で進めました。

この記事では、実際に渡した依頼文と、Claudeがどう考えてどう作ったかを全部公開します。Claudeがどうやって作ったのか?その制作工程をClaude自身に全て文章にしてもらいました。うまくいったところだけでなく、途中でつまずいたところも書きます。

目次

人間がやったのは2つだけ

僕の仕事は「何を作ってほしいかを伝えること」と「音楽を用意すること」の2つでした。映像に関わる作業は、一度も手を動かしていません。

  • 僕: 制作依頼文を書いた。TORA BASEのオリジナル曲「TB-R02 Electric Drive」をSunoで作った
  • Claude Opus 5.5: サイト調査、曲の解析と30秒への編集、絵コンテと演出、コードでの実装、レンダリング、品質チェックと修正、納品

映像素材は1つも使っていません。画面に出てくる文字も線も点も、すべてプログラムで描いたものです。

依頼文で伝えたこと

依頼文では「どう作るか」より「どこまでやるか」をはっきり書きました。全文は記事の最後に載せています。ポイントは次の5つです。

  1. ゴールを高く置く。 「海外の一流クリエイティブスタジオが手掛けたような30秒」と書きました。
  2. 最後までやらせる。 企画書やコードで終わらせず、「音声付きMP4が最終成果物」と指定しました。
  3. 自分で確かめさせる。 フレームを抽出して目で検証し、問題があれば直すように書きました。「プログラムが正常終了しただけで完成と判断しないで」とも伝えています。
  4. 避けてほしい表現を具体的に書く。 青紫のネオン、光る脳、単調なフェードの連続、安っぽいグリッチなどです。
  5. 実績や数字を作らせない。 公開情報から確認できないものは書かないようにしました。

「BUILD. BREAK. CREATE.」という仮のコンセプトと各シーンの秒数も渡しましたが、「もっとカッコいい案があれば変えていい」と自由度も渡しています。実際、後で書くように秒数はClaudeが曲に合わせて組み替えました。

工程1:まずサイトを実際に開いて調べた

Claudeは最初にtorabase.jpをブラウザで開き、画面の見た目だけでなく、ページに実際に適用されている色や書体の値を読み取りました。「たぶんこんな雰囲気」ではなく、数値でブランドを拾っています。

  • 背景色: #11100E → 全編のベースに
  • 文字色: #EFE9DF → 大きな文字とロゴに
  • アクセント: #DCA560(アンバー) → 線、強調、BREAKの背景に
  • ロゴの書体: Helvetica Neue Lightを字間を詰めて使用 → 近い無償書体のInter Tight Lightで、同じ字間に
  • 見出しの書体: ヒラギノ明朝 → Noto Serif JPで、和文のコピーと記事タイトルに

さらに、ヘッダーの下にある「両端に目盛りの付いた、ぼんやり光るアンバーの線」に注目しました。これが作品全体の軸になります。新着記事の一覧(タイトル・カテゴリ・日付)も、そのまま映像の素材として使っています。

工程2:約2分の曲を30秒に編集した

Sunoで作った曲は2分09秒あります。Claudeはそれを「機械的に切り出す」のではなく、曲を解析して「音楽として自然につながる」30秒に編集しました。

まずテンポを測ると、曲は約133.6BPMから135.8BPMへ、生バンドのように少しずつ速くなっていました。そこで「テンポの揺れを許すビート検出」を自分でプログラムし、各小節の頭を特定しています。

つなぎ目の決め方も理論的です。各小節の和音の成分(クロマ)を数値化し、「つなぐ前の小節」と「飛び先の直前の小節」が似ている場所を探しました。そこで切れば、耳には元の曲の流れのままに聞こえる、という考え方です。

  • 動画の0.00〜7.17秒: 曲の10.97〜18.14秒。ギターのイントロから、ドラムが入るところまで
  • 動画の7.17〜12.56秒: 曲の23.54〜28.92秒。キメのリフからグルーヴへ
  • 動画の12.56〜26.69秒: 曲の114.42〜128.55秒。ブレイクダウンからクライマックスへ
  • 動画の26.69〜30.00秒: クライマックス頭の一撃を再利用。最後の和音と残響

各つなぎ目は音の立ち上がり位置に合わせ、6ミリ秒のクロスフェードでプチノイズが出ないように処理しています。

面白かったのは曲の終わり方です。Sunoの曲は128.56秒でバンドが唐突に止まる形でした。Claudeは「本来ならここで最後の和音が鳴るはず」と判断し、クライマックス頭の一撃をそこに置きました。そこに人工的なホールの残響と低いサブベースを足して、ロゴが出る3秒間を作っています。

この解析結果(小節の頭、拍、キックやスネアの位置、音量の推移)はファイルに書き出され、映像の動きはすべてそのデータから決まります。音と画がずれないのはこのためです。

工程3:演出コンセプトは「一本の線」

Claudeが立てたコンセプトは、サイトのヘッダーにあるアンバーの線を、最初から最後まで形を変えながら通すことでした。線が弾け、点群を走査し、ギターの弦になり、記事を読む線になって、最後にロゴの下へ戻ってきます。

依頼文の秒数は参考にとどめ、実際の構成は曲の展開に合わせて組み直しています。

  • 0.00〜3.57秒|ギターのイントロ: 光の点から線が引かれ、「技術を、楽しむ。」がピッキングに合わせて1文字ずつ出る
  • 3.57秒|ドラムが入る: 線が弾けて「BUILD」
  • 3.57〜8.96秒|リフとキメ: BUILDがリフの音ごとに1文字ずつ塗られ、システム構成図とJavaのコードが組み上がる。8.52秒の一番強い一撃で「BREAK」、画面が割れる
  • 8.96〜12.56秒|グルーヴ: 「EXPLORE」がキック1発ごとに1文字ずつ現れる。AIエージェントの点群が回転し、キックで波紋が走る
  • 12.56〜16.08秒|ブレイクダウン: 点群が6本のギター弦になり、「PLAY」。弦はストロークに合わせて振動する
  • 16.08〜19.62秒|サビ前: 弦が1本の線に戻り、TORA BASEの実際の記事一覧が拍に合わせて流れる。「経験を、知識に。」を縦組みで
  • 19.62〜23.15秒|クライマックス: BUILD. → BREAK. → CREATE. を半小節ずつ(黒→アンバー→生成り)。続いて4章の振り返りを8分音符で切り替え
  • 23.15〜26.69秒|ドラムロール: 3つの言葉が積み上がり「作る。壊す。創る。」。最後は線の中へ潰れて消える
  • 26.69〜30.00秒|最後の和音: TORA BASEのロゴ、アンバーの線、URL

「作る。壊す。創る。」は、BUILD. BREAK. CREATE.をClaudeが日本語にしたものです。「作る」と「創る」を漢字で使い分けています。

工程4:Remotionで「映像をコードとして」書いた

実装にはRemotionを使いました。React(TypeScript)で画面を書くと、それがそのまま動画になるフレームワークです。Remotion公式のAgent Skills(AI向けの使い方ガイド)も、Claudeが自分で取得して読んでいます。

プロジェクトは次のように分かれています。

  • シーン(7本): Opening / Build / Explore / Play / Share / Climax / Logo
  • 部品: アンバーの線、点群(640個の点を球状に配置して回転)、ギター弦、設計図の方眼、フィルムグレイン、光の塵
  • データ: 曲の解析結果、配色と書体、画面に出る文言をそれぞれ別ファイルに分離

細かい工夫もいくつかあります。

  • 伸び縮みする文字: 大きな英字にはArchivoという可変フォントを使い、字幅が音に合わせて伸び縮みします。PLAYはギターのストロークに合わせて呼吸するように幅が変わります。
  • 振動する弦: 弦は「振動の幅を薄く塗った形+その瞬間の弦の位置」で描いています。本物の弦を見たときに目に映る姿を再現したものです。
  • 点群から弦へ: 点群の640個の点は、それぞれ6本の弦のどこかに向かって移動し、弦に変わります。
  • カメラの揺れ: 曲の中で特に強いアタックにだけ反応して、画面が揺れます。
  • 実際の記事一覧: SHAREのシーンで流れる記事は、サイトの新着記事をそのまま使っています。

工程5:自分で見て、直して、書き出した

本編から抜き出した30フレームのコンタクトシート

Claudeは映像を書き出したあと、フレームを抽出して並べた「コンタクトシート」を作り、それを自分の目で見て問題を探しました。この見直しを3回繰り返しています。

実際に見つけて直した問題は次のとおりです。

  • 主役のアンバーの線が、ほぼ全編で消えていた。 原因は、真っ平らな線は「高さゼロ」と扱われ、SVGのグラデーションが描画されないという仕様でした。線が震えているオープニングだけは表示されていたので、プログラムが動くかだけを見ていたら気づけなかったバグです。
  • 「BUILD.」「BREAK.」「CREATE.」が画面からはみ出していた。 文字の大きさと字幅を調整しました。
  • ロゴが出る瞬間のフラッシュが強すぎ、画面が灰色になっていた。 色をアンバーに変え、弱めました。
  • 画面の四隅の表示と、シーン内のラベルが重複していた。 シーン内の方を削りました。
  • オープニングが少し寂しかった。 ピッキングのたびに光が線を走る演出と、漂う塵を足しました。

音と画のズレも測っています。ドラムが入る瞬間、クライマックス、ドラムロールなどの切り替わりは、音の立ち上がりとの差が0〜9ミリ秒に収まっていました。60fpsなので、ズレは1フレーム以内です。

最終的な書き出し仕様は次のとおりです。

  • 解像度・フレームレート: 1920×1080・60fps(全1800フレーム)
  • 形式: MP4(H.264 High、AAC 320kbps)
  • 長さ: 30.00秒ちょうど
  • 音量: −13.7 LUFS(配信向けの−14 LUFSに合わせて正規化)
  • レンダリング時間: 約8分半(クラウドのCPU 2コア環境)

書き出し後に「色の範囲が配信向けの標準と違う」ことにも自分で気づき、一般的な形式(yuv420p・BT.709)に変換し直しています。

最後につまずいたのは「納品」だった

完成した高画質版は56MBで、チャットで送れる上限30MBを超えていました。最初に届いたのは、約7Mbpsに圧縮した28MBの視聴用コピーです。

僕が「高画質版がほしい」と伝えると、Claudeは自宅のMac miniに直接届ける方法に切り替えました。ただ、そこにも「1ファイル30MBまで」の制限があります。そこでこう解決しています。

  1. 動画を小さなファイルに分割して送る
  2. Mac側で結合して、ハッシュ値で元のファイルと一致するか確かめる
  3. 一致しない→原因を調べると、動画の先頭部分を含むファイルだけが、送る途中で書き換わっていた
  4. 動画を一度「動画として認識されない形」(tarアーカイブ)に包んでから分割し直して送る
  5. 結合後のハッシュ値が元のファイルと完全一致したことを確認して、一時ファイルを削除

「届いたっぽい」で終わらせず、ハッシュ値で確認したからこそ気づけた問題です。一時ファイルの削除も、勝手にはやらず僕に許可を求めてから実行しています。

かかった時間は約1時間、ただし音は人間が耳で確かめる

依頼したのが21時16分、完成ファイル一式が揃ったのが22時9分ごろです。その間、僕は一度も口を出していません。

ただし、Claude自身が「ここは人間が確認してほしい」と残した点があります。

  • 音を実際には聴いていない。 Claudeは音を波形や数値として解析できても、耳で聴くことはできません。特に7.17秒と12.56秒のつなぎ目、最後の残響は、人間が耳で確認するようにと報告していました。
  • 書体は代わりのもの。 Helvetica Neueやヒラギノ明朝は無償で使えないため、近い無償書体に置き換えています。
  • 和文のコピーはClaudeの創作。 「技術を、楽しむ。」「作る。壊す。創る。」は公式スローガンではなく、今回の演出としてClaudeが書いたものです。
  • 記事一覧は制作日のもの。 映像に出る記事は2026年10月14日時点の新着です。

「できないこと」を先にそう言ってくれるのは、仕事を任せる相手として信頼できるところだと思います。

まとめ:人間の仕事は「何を作るか」を決めること

仕上がりは、正直に言って最高でした。僕がやったのは、作りたいものを言葉にして、曲を用意したことだけです。

今回いちばん驚いたのは、映像の絵そのものよりも、「自分で解析し、自分で確かめ、自分で直す」という進め方です。線が消えていたバグも、納品でファイルが壊れていた問題も、Claudeが自分で見つけて自分で直しています。

このレベルがもうほぼお任せでできちゃうっていうのは、やっぱすごい時代になったなと思わざるを得ないという感じです。

使ったもの

  • 映像:Claude Opus 5.5(Anthropic)
  • 音楽:TB-R02 “Electric Drive”(Sunoで制作)
  • 技術:Remotion / React / TypeScript / Python / FFmpeg

リンク

付録:実際に渡した依頼文(全文)

この依頼文とBGMのWAVファイルを添付して、「BGMは添付したファイルを使ってね。」とだけ送りました。

# 制作依頼:TORA BASE 30秒ブランドプロモーションムービー

Claude、あなたに映像制作を依頼します。

私が運営する個人メディア「TORA BASE」の30秒プロモーションムービーを制作してください。

今回は、あなたのクリエイティブ能力とコーディング能力を最大限に発揮してほしいと考えています。

**目標は、海外の一流クリエイティブスタジオが手掛けたような、圧倒的にカッコいい30秒のブランドフィルムを完成させることです。**

映像の企画、デザイン、アニメーション実装、音響、レンダリング、品質検証まで、自律的に実行してください。

最終成果物は、実際に再生できる音声付きMP4動画です。企画書やコードを書くだけで終わらないでください。

---

## 1. TORA BASEについて

公式サイト:
https://torabase.jp/

TORA BASEは、私自身の経験や興味を軸に運営している個人メディアです。

主な活動領域は以下です。

- ソフトウェアエンジニアリング、システム設計、開発
- 生成AI、AIエージェント、AI駆動開発
- 新しいテクノロジーの実験と検証
- AIを活用した個人制作、コンテンツ制作
- 音楽、ギター、クリエイティブな趣味
- 実務経験から得られた知識や考えの発信

TORA BASEを一言で表現するなら、

**「技術を楽しみ、実際に作り、試し、そこから得られたものを発信する場所」**

です。

机上の理論より実践。流行を追うだけでなく、自分自身で試すことを大切にしています。

会社のプロモーションビデオではありません。個人のクリエイティブブランドとしての魅力を表現してください。

最初に公式サイトを調査し、実際の記事、ロゴ、カラー、トーン、デザインを理解してください。

公開情報から確認できない実績や数字は創作しないでください。

## 2. クリエイティブの方向性

目標は、洗練されたテック系クリエイティブスタジオのブランドフィルムです。

キーワード:

- Cinematic Motion Graphics
- Bold Kinetic Typography
- Premium Editorial Design
- Alternative Rock
- Creative Engineering
- High-End Brand Identity
- Dynamic Transitions
- Sound-Synchronized Animation

重厚でありながら、スピード感と遊び心のある映像を希望します。

デザインはダークトーンを基本とし、ブラック、チャコール、オフホワイト、アンバーなどを候補にしてください。最終的には公式サイトの世界観との整合性を優先してください。

大量のテキストを並べるのではなく、短い言葉、大きな文字、質感、形、動き、音を組み合わせて表現してください。

**映像を見た人が「これ、個人で作ったの? すごいカッコいいな」と感じる作品を目指してください。**

避けてほしい表現:

- 典型的な企業紹介スライドショー
- 量産型AI動画のような青紫のネオン
- 意味のないロボットや発光する脳
- 単調なフェードイン・フェードアウトの連続
- 多すぎる説明文
- 既存テンプレートを並べただけの映像
- 安っぽい電子音や過剰なグリッチ

## 3. 映像の内容とストーリー

仮のメインコンセプト:

**BUILD. BREAK. CREATE.**

これは公式スローガンではありません。今回の映像演出用の仮案です。

30秒の中で、TORA BASEの技術、探究心、創造性、遊び心、発信活動を表現してください。

参考として以下の流れを考えています。

**Opening(0〜4秒)**

音と文字による強烈な導入。最初の数秒で視線を引きつける。

**BUILD(4〜9秒)**

コード、設計、エンジニアリング、何かを作り上げることの楽しさ。

**EXPLORE(9〜14秒)**

生成AI、AIエージェント、実験、新しいテクノロジーへの挑戦。

**PLAY(14〜19秒)**

音楽、ギター、創作。仕事と遊びの境界を越える自由な活動。

**SHARE(19〜25秒)**

TORA BASEのWebサイト、記事、発信活動。経験を知識に変えて届ける。

**Finale(25〜30秒)**

感情が高まるクライマックスから、TORA BASEのブランドロゴへ。

最後に以下を表示する。

TORA BASE

https://torabase.jp/

ただし、これはあくまで初期案です。

あなたがクリエイティブディレクターとして、もっとカッコいい映像を思いつくなら、遠慮なく改善してください。

文字の選び方、演出、カット割り、トランジションには自由度を与えます。

**最優先は映像の完成度です。**

## 4. 音楽と効果音

音楽はこの映像の極めて重要な要素です。

私の音楽的な好みは、Red Hot Chili Peppers、Foo Fighters、Oasisなどのアメリカ・UKのオルタナティブロックです。

求めるのは、以下のような音楽です。

- 本格的なエレキギター
- 太いベース
- 生ドラムのような力強いビート
- 印象的なギターリフ
- グルーヴと躍動感
- 映像のクライマックスに合った展開

利用可能なTORA BASEのオリジナルBGMがあれば、優先的に使用してください。

素材がなければ、利用可能な手段でオリジナル音楽や効果音を制作することも検討してください。

ただし、品質の低い電子音を無理にロック音楽として使用しないこと。

映像と音楽は密接に同期させてください。

特にギターのアタック、スネア、キックのタイミングに合わせた文字の出現やシーン転換を重視します。

ナレーションは必須ではありません。

音楽と映像だけで魅せる作品でも構いません。

## 5. 参考にする制作技術

今回は、コードによって映像を制作する方式を希望します。

参考記事:

https://quantslant.com/claude-opus-5-5-motion-graphics/

https://quantslant.com/opus-5-5-game-from-one-sentence/

Remotion公式:

https://www.remotion.dev/

https://www.remotion.dev/docs/ai/claude-code-plugin

Quantslantの検証では、Claudeが描画プログラム、音響生成、レンダリング処理を構築し、動画を完成させています。

今回もこうしたアプローチを参考にしてください。

使用技術の候補:

- Remotion
- React / TypeScript
- HTML Canvas
- Three.js
- FFmpeg
- Playwright
- Python

すべてを使う必要はありません。

実行環境はMac mini M4 Pro、メモリ48GBです。

最初に必要な開発環境を確認し、実行可能な方法を選択してください。

Remotionの公式Skillsやプラグインが利用できる場合は活用してください。

既存の映像制作テンプレートに依存する必要はありません。

**あなた自身が優れたモーションデザイナーとして、映像表現を考え、プログラムとして実装してください。**

## 6. 動画の技術仕様

- 再生時間:30秒
- 解像度:1920×1080
- アスペクト比:16:9
- フレームレート:60fps
- 動画形式:MP4
- 動画コーデック:H.264
- 音声コーデック:AAC

制作中のプレビューは低解像度でも構いません。

最終的な動画はフルHD・60fpsでレンダリングしてください。

音声付きの完成版を優先し、音楽素材が利用できない場合でも映像制作は止めないでください。その場合は映像版を完成させ、音声の残課題を明示してください。

## 7. 制作から品質検証まで自律的に実行

以下の工程を一貫して実行してください。

**STEP 1:調査**

公式サイトと参考資料を調査し、ブランドの特徴と映像制作の実現方法を理解する。

**STEP 2:クリエイティブ設計**

30秒のストーリー、演出、配色、タイポグラフィ、音響構成を検討する。

**STEP 3:実装**

アニメーションと音響を制作するプログラムを書く。

**STEP 4:プレビュー**

実際にプログラムを実行し、確認用動画をレンダリングする。

**STEP 5:品質検証**

レンダリングされた映像から複数フレームを抽出し、視覚的に検証する。

特に以下を確認する。

- 文字の配置と可読性
- 配色とデザインの統一性
- アニメーションの連続性
- トランジションの完成度
- 音楽と映像の同期
- 映像のテンポと緩急
- ブランド表現の適切さ
- 最終ロゴとURLの可読性
- 動画・音声の形式と長さ

プレビューの代表フレームを並べたコンタクトシートも制作してください。

実際に確認して問題が見つかった場合は修正してください。

単にプログラムが正常終了しただけで、完成したと判断しないでください。

**STEP 6:最終レンダリング**

映像品質に問題がなければ、最終版のMP4を出力する。

## 8. 納品物

最低限、次のファイルを作成してください。

1. `torabase-promo-30s.mp4`:完成動画
2. `torabase-promo-preview.mp4`:確認用軽量動画
3. `contact-sheet.png`:代表フレーム一覧
4. `README.md`:制作方法、使用技術、再レンダリング手順
5. 映像制作に使用したソースコードと必要な素材

動画を後から編集・再レンダリングできる構成にしてください。

将来的にYouTube、X、Instagramなどで使う可能性がありますが、今回は16:9の完成動画を最優先とします。

## 9. 自律実行について

今回はあなたの自律的な制作能力を試したいと考えています。

細かなデザイン判断や技術選択について、逐一私に確認する必要はありません。

あなた自身で判断し、実装し、検証し、改善してください。

ただし、以下の場合は事前に確認してください。

- 有料サービスの追加契約や従量課金
- 外部サービスへの公開・投稿
- 既存ファイルの破壊的変更
- 認証情報や機密情報の操作

作業対象は専用プロジェクトフォルダに限定し、既存の資産を壊さないようにしてください。

不足素材がある場合は、代替手段を検討して進めてください。

作業を途中で中断する必要がある場合は、進捗と再開手順をファイルに保存してください。

最終報告には、完成動画の絶対パス、使用技術、制作上の工夫、検証結果、残課題を記載してください。

---

## 最も大切なこと

今回は「Claudeがどこまで優れた映像を自律的に制作できるか」を検証するプロジェクトです。

決まりきったデザインではなく、あなた自身の発想やクリエイティブ能力を最大限に発揮してください。

映画のオープニング、海外のクリエイティブスタジオのショーリール、一流ブランドのキャンペーン映像に匹敵するような作品を目指してください。

**私を驚かせる30秒を作ってください。**

企画を説明するだけではなく、完成した映像を実際に見せてください。

それでは制作を開始してください。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

40代、IT業界20年弱。システム開発の仕事をしています。AIや開発、仕事やキャリアの話を中心に、ギター、音楽、革靴、デニム、腕時計など趣味のことも書きます。

目次